川崎重工/310,000重量トン型VLCC「TATESHINA」を引き渡し 物流全般 2023.06.17 310,000重量トン型VLCC「TATESHINA」の引き渡し 2021年11月08日 310,000重量トン型VLCC「TATESHINA」 川崎重工は、本日、中国遠洋海運集団有限公司と共同運営している南通中遠海運川崎船舶工程有限公司(NACKS、中国南通市)で建造していた、WILLOW SHIPHOLDING S.A.(ウィロウ シップホールディング エスエー)向けVLCC「TATESHINA(蓼科)」(当社第8061番船/NACKS第NE325番船)を引き渡しました。 <特 長> 1) 従来型の球状船首をなくし、喫水線における船長を長くした船首形状を新開発し、採用しています。これにより、航走する際に発生する船首波による造波抵抗を大幅に減少させ、推進性能を高めています。 2) 低回転超ロングストローク主機関と高効率の大直径プロペラの採用で低燃費を達成しています。 3) 主機関および発電機関は、排ガス中のNOxを大幅に低減する「選択式触媒還元脱硝装置(SCR)」の装備により、NOx放出規制海域(ECA)の航行が可能です。 <主要目> 全長×幅×深さ 339.50 m × 60.00 m × 28.90 m 満載喫水 21.03 m 航海速力 約15.45 ノット 定員 34 名 総トン数 162,218 t 載貨重量 311,979 t 貨物倉容積 352,104 ㎥ 主機関 WinGD 7X82-B型ディーゼル機関1基 船級・船籍 日本海事協会(NK)・リベリア 引渡日 2021年11月8日