郵船ロジスティクス/CO2削減効果のあるSAF使用貨物便で国際輸送を手配
日本初、CO2削減効果のあるSAF使用貨物便で国際輸送を手配
郵船ロジスティクス株式会社(社長:神山亨)は、全日本空輸株式会社(社長:平子裕志、以下:ANA)のSAF⁽*⁾利用促進に向けたプログラム「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」に賛同し、その日本初の取り組みとして、SAFを使用した貨物便で9月29日に日本からドイツへの国際輸送を手配しました。
世界で温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指した取り組みが進む中、国際航空運送協会(IATA)が2050年の脱炭素化を目標に掲げるなど、航空業界でもグローバルにCO2排出量を抑制する取り組みが始まっています。当社は、ANA主催のSAF利用促進に向けたプログラム「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」に参画しており、この度CO2削減に向けた横断的な取り組みとして、SAF使用貨物便で日本初となる国際輸送を手配しました。本輸送において、当社は実質10ton相当のCO2を削減したことになります。今後もSAF利用促進のための課題解決に取り組むとともに、グローバルサプライチェーン・ロジスティクス企業として、国際輸送におけるCO2排出量の削減に向けて積極的に取り組んでいきます。
当社はグループ経営理念の中で「私たちの使命(MISSION)」として、世界で認められ選ばれ続けるサプライチェーン・ロジスティクス企業となり、ビジネスと社会の持続的な発展に貢献することを掲げています。これからのサプライチェーンは、あらゆる場面で透明性、効率性、危機対応力などの向上に加え、より一層環境や社会的責任に配慮した取り組みが求められます。当社はお客様と一緒に持続可能な成長を生み出すことができるパートナーとして、最適なサプライチェーン・ロジスティクスサービスを提供し、持続可能な長期的視点を持った取り組みを推進していきます。
ご参考:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202110/20211014.html(ANAプレスリリース)
⁽*⁾Sustainable Aviation Fuelの略で、廃油や植物などを原料にした持続可能な代替航空燃料。石油由来のジェット燃料と比べてCO2の実質排出量を削減できる。
搭載の様子
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