野村不動産/開発する高機能型物流施設「Landport」シリーズ初の大規模面開発事業が完成
野村不動産が開発する高機能型物流施設「Landport」シリーズ初の大規模面開発事業が完成
「Landport 青梅Ⅲ」 満床稼働開始
シリーズ初の自家消費型太陽光発電システム採用
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾 大作、以下当社)は、当社が手掛ける高機能型物流施設「Landport」シリーズ 21 棟目となる「Landport 青梅Ⅲ(以下当施設)」が満床稼働開始したことをお知らせします。なお、当施設はシリーズ初の自家消費型太陽光設備を採用しています。
■シリーズ初の大規模面開発事業、環境対応と地域社会との共生に向けた取り組み
当施設は、旧東芝青梅工場跡地の約 3.6 万坪(約 119,965 ㎡)を 3 期に分割して開発するシリーズ初の大規模面開発事業のⅢ期棟です。含まれる物件 3 棟はいずれも利用業種(カテゴリー)を物件毎あるいはフロア毎に特定したカテゴリーマルチ型施設として、「Landport 青梅Ⅰ」は自動車部品等の工業材・保守パーツ用に最適化・「青梅Ⅱ」は飲料等の重量物の保管・荷役用に最適化、そして当施設は通販用に最適化した施設です。
大規模面開発事業ならではの要素として地域の雇用創出への貢献、周辺地域へ開かれた通路「ツナグロード」の設置や、地域住民が災害時に利用できるかまどベンチを「ツナグロード」に設置するなど、地域社会との共生にも取り組んでいます。エントランスやカフェテリアには、青梅の地形や工芸品をイメージしたデザインを採用、素材には多摩産材を活用するなど、地域の特徴を生かした施設作りを行っています。
当施設では、環境への配慮とランニングコストの削減を目的に、全館 LED 照明を採用するほか、Landport シリーズ初の自家消費型太陽光設備を採用しています。なお 2021 年 3 月現在、Landport シリーズは計 18 棟に太陽光パネルを設置、年間 21,925,777kwh の発電を行っており、野村不動産グループ全体の再生可能エネルギーの活用推進にも寄与しています。
■仕様・設備
・梁下有効高 7.0m / 全面防火シャッター
…自動化機器導入など、柔軟なレイアウト設計が可能となっています。
・立体駐車場棟の併設
…従業員の車通勤にも対応し、雇用確保に貢献しています。
・液状化の可能性が低い強固な地盤
…当該敷地は、「液状化予測図」(東京都)において「液状化の可能性が低い地域」に、「青梅市防災マップ」において浸水想定が無いエリアに区分されており、直接基礎を可能とする地盤です。地域住民が災害時に利用できるかまどベンチを「ツナグロード」に設置し、地域社会との共生にも取り組んでいます。