ANAグループ/2021年度下期の航空輸送事業計画を一部変更
2021年度下期 ANA航空輸送事業計画を一部変更
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・国内線は、一部羽田発着路線の増便やPeachとの連携強化によるグループネットワークの最適化を図るとともに、ワクチン接種の普及に伴い想定される需要回復に確実に対応し、収益の最大化を図ります。
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・国際線は、各国の出入国規制やワクチンパスポートの普及状況を注視し、機動性を持って柔軟に需要の増減に対応します。
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・貨物事業は、旺盛な需要の獲得に向け、貨物専用便の就航都市拡大、旅客機を活用した貨物便の積極的な運航等を通じ、増収を図ります。
2021 年度下期(2021年10月31 日~2022年3月26日)の航空輸送事業計画を一部変更いたします。
今年度、新型コロナウイルスによる影響が継続する中、国内線・国際線における旅客需要の減退に対して減便や小型化調整による需給適合を推進し、一方で国際貨物の需要活況に対しては、貨物専用便(フレイター)や旅客機貨物便の積極的な運航を継続するなど、事業計画を臨機応変に修正することで機動的に対応してまいりました。
今後に向けて、海外においてワクチン接種が一定程度進む中で旅客需要の回復が見られることから、日本国内でもワクチン接種の進捗状況に応じて旅客需要の回復が進むことが期待されます。今後の需要動向を的確に見極め、引き続き機動的に対応してまいります。
年度当初の事業計画から変更となる路線便数等の詳細は以下のとおりです。
■国内線
需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について増便・減便を計画いたします。
羽田=札幌線や羽田=福岡線の増便、一部路線の季節運航化や期間運航の活用を進めます。需要回復時には機材大型化や国際線機材も活用した臨時便等で積極的に需要を獲得する一方、需要減退期には減便や小型化を実施し、引き続き需給適合を図ってまいります。
中部空港や福岡空港を中心とした北海道・沖縄方面の路線については、路線ごとの客体構成なども踏まえ、レジャー需要に強みを持つPeachによる就航・増便を予定し、グループネットワークの最適化を図ってまいります。
新型コロナウイルス影響への対応については、引き続き月次調整にて発表いたします。
(1)増便
(2)減便
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※1 2021年度事業計画の便数を表しています。新型コロナウイルスの影響に伴う減便等により、実際の運航便数とは異なる場合がございます
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※2 当該路線では上記ANA便の他に、Peachによる就航・増便を予定しております
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※3 1月25、29、31日は3往復/日、それ以外の日程は2往復/日で計画
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※4 11月2、7-8、10-15、17、25、28-29、12月1-3、7-17、19、21-22、24-31、1月1-4、11、13、16-19、21-22、25-29、2月1-3、6-8、10-11、16-21、24、3月4-5、7-8、11、14日は3往復/日、それ以外の期間は2往復/日で計画
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※5 11月3-5、8-10、12-13、16、19は1往復/日、12月7、9日は0.5往復/日で計画
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※6 12月1日は1.5往復/日、それ以外の期間は1往復/日で計画
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※7 11月5、9、13-14、19-20、24-25、30日、12月1-6、8-9、12-13、17日は1往復/日、
10月31日、11月1、4、6、8、10、12、15-16、18、21、23、26-29、12月7、10-11、14、16、18、1月31日、
2月1、4-5、15-16、18-19、21-22、25-26は0.5往復/日で計画
■国際線
お客様に早めにご案内をさせていただく観点などから、需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について運休・減便を計画いたします。
羽田=ワシントン線、羽田=ヒューストン線の成田発着への変更によるアジア=北米の接続需要獲得など、旅客・貨物で便あたりの収入最大化を図るとともに、需要動向に応じて月次調整で復便など柔軟に対応してまいります。
【対象期間】2021年10月31日~2022年3月26日
■貨物専用便
需要動向や競争環境等を踏まえ、貨物専用便については以下の通り運航を計画いたします。
B767フレイターは、7月から運航している北京路線を継続します。また、B777フレイターは、新たに香港、台北、青島への臨時便投入を実施します。大型フレイターの就航地拡大により、大型貨物輸送などの顧客需要を獲得するとともに、当初計画以上のフレイター臨時便・チャーター便、旅客機を活用した貨物便を積極的に設定し、柔軟に市場動向に適応してまいります。
【対象期間】2021年10月31日~2022年3月26日
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※1 2021年度事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
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※上表に加えて月次調整にて臨時便・チャーター便を随時設定予定(香港、台北、青島へのB777フレイター投入含む)