日本通運/関西・中央国際事業所(大阪)でハラール認証を取得 物流全般 2023.06.17 日通、関西・中央国際事業所(大阪)でハラール認証を取得 2020年3月12日 ~国内3拠点目でハラールネットワークを拡充~ 当社は、3月4日(水)、大阪市港区の大阪国際輸送支店・中央国際事業所内に専用エリアを設け、日本ハラール協会(以下、JHA)から倉庫に関するハラール認証を取得しました。日本国内では、東京、福岡に続き3拠点目となります。 (拠点の外観) (倉庫内ハラールエリア) 【取得の背景】 関西は、訪日外国人客の人気が高い観光地が多いエリアであり、さらに2025年には日本万国博覧会が大阪で開催されることから、ハラール製品の需要が高まると見込まれます。また、ムスリムの多い東南アジアへの空路・海路が整備された大阪は、海外と日本の東西を結ぶ中継拠点となります。 大阪国際輸送支店・中央国際事業所は、ハラール製品の輸出入業務、保税倉庫での保管業務に加え、国内物流にも対応いたします。 当社は、多様な文化的背景を持つ訪日外国人の増加が見込まれる中、ハラール製品への関心が高まる日本において、ハラール物流サービスのネットワークを構築し、お客様のサプライチェーンをサポートするとともに、今後もムスリムの方々へ安心、安全をお届けしてまいります。 【拠点の概要】 名 称 大阪国際輸送支店 中央国際事業所 住 所 大阪市港区海岸通3-4-55 倉庫面積 8,988m2(うち定温 1,496m2含む) 認証エリア 定温2階部分のうち、743m2 【当社のハラール物流への取り組み】 日本 2016年1月 日本ハラール協会より倉庫に関するハラール認証を取得(東京海運支店) 2016年2月 日本ハラール協会より輸送に関するハラール認証を取得(東京海運支店) 2017年3月 日本ハラール協会より倉庫・輸送に関するハラール認証を取得(福岡海運支店) マレーシア 2014年12月 JAKIM(※1)よりハラール認証MS2400-1(運送)を取得 2015年6月 ハラール機内食最大手の「ブラヒム社」と業務提携契約を締結 2016年10月 JAKIMよりトラック・貨物用コンテナの宗教洗浄(※2)を自社で行う事が可能となる認証を取得 2017年5月 JAKIMよりハラール認証MS2400-2(倉庫)を取得 インドネシア 2018年4月 インドネシア・ウラマー評議会よりハラール認証を取得(インドネシア日本通運) 2018年6月 インドネシア・ウラマー評議会よりハラール認証を取得(日通インドネシア物流) 2018年7月 インドネシア・ウラマー評議会よりハラール認証を取得(NEXロジスティクスインドネシア) ※1 JAKIM:マレーシアのハラール認証機関であるマレーシアイスラム開発局の略称 ※2 宗教洗浄:ハラール食品にとって不浄な状態(豚や豚派生商品を取り扱った場所など)を清浄することをいう。輸送の際には、予めトラックや貨物用コンテナをJAKIMの規則に従って洗浄し、清浄な状態にしなければならない。 (日本通運のハラール物流ロゴ)日本通運は、ハラール物流を実施している象徴としてロゴマークを作成しました。ハラール貨物の識別や、お客様への認知活動に使用いたします。