マレーシア日通/「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工 物流全般 2023.06.17 マレーシア日通、「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工 2020年3月 9日 ~ハラール商品や医薬品関連など多様な物流ニーズに対応~ 当社の現地法人、マレーシア日本通運株式会社(社長:早瀨彰哉 以下、マレーシア日通)は、セランゴール州のシャーアラム工業地区に、当社グループの海外の自社倉庫として、1棟の倉庫面積では最大となる多機能ロジスティクス倉庫 「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工し、3月9日(月)から営業を開始します。 (新倉庫外観) (倉庫内) マレーシアでは、国民所得の上昇により個人消費の伸長が著しく、今後は消費財の流通量増加に伴い、より高度な国内物流・倉庫需要が高まると見込まれます。 今般開所した同センターが位置するシャーアラム工業地区は、マレーシア最大の消費地である首都クアラルンプールに近く、また主要港であるポートケラン港およびクアラルンプール国際空港へのアクセスが良く、物流拠点として好適な立地にあります。 【シャーアラムロジスティクスセンターの特長】 海外の自社倉庫として世界最大の倉庫であり、消費地や国際港湾・空港に近い立地を活かし、VMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)、JIT(ジャスト・イン・タイム)納品などあらゆる物流ニーズに高品質・高機能なサービスで対応することが可能です。 保税倉庫機能を有しており、非居住者在庫の保管が可能であり、アジア・中東のハブ拠点として活用します。 2030年には世界人口の4分の1を超えるといわれるムスリム人口の増加とグローバルハラール市場の拡大を見据え、ハラール認証を取得予定です。併せて、同拠点内にトラックや貨物用コンテナの宗教洗浄エリアを完備しています。 経営計画の「コア事業の成長戦略」において、重点産業として掲げる医薬品物流のネットワーク強化を図るため、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を取得予定です。 ランプウェイ方式の採用により、1階・2階ともに接車可能です。(接車バース45台分) マレーシア日通では、同センターの設立によりロジスティクス機能をさらに強化し、消費財を中心とする国内販売物流、製造物流(ジャスト・イン・タイム納品)、空調施設を利用した定温保管やハラール商品の保管・配送など高度化するお客様の多様な物流ニーズに応えてまいります。 【拠点概要】 名称 マレーシア日本通運株式会社 シャーアラムロジスティクスセンター(NIPPON EXPRESS(MALAYSIA)SDN.BHD. SHAH ALAM LOGISTICS CENTER) 住所 Lot72, Persiaran Jubli Perak, Seksyen22,40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia 構造 鉄筋コンクリート造 2階建て 敷地面積 59,183m2 延床面積 63,421m2(内訳)倉庫面積 49,879m2(空調設備 8,560m2含む)事務所 3,903m2庇部分他 9,639m2 主要設備 高床ホーム、1・2階接車バース(ランプウェイ方式)、24時間警備、CCTV完備、非常用発電機、防塵フロア 営業開始日 2020年3月9日(月)