物流ニュース

　ヤマトホールディングス株式会社（本社：東京都中央区 代表取締役社長 長尾　裕）傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社(本社：東京都中央区 代表取締役社長 金井　宏芳　以下YGL)は、美術品輸送に関する技能向上に向けた取り組みとして、1月22日(水)に 「第1回　美術品取扱技能コンテスト」を東京グローバルロジゲートで開催しましたので、お知らせいたします。

記

1．目的

　YGL美術品輸送カンパニーでは、現在、約250名の専門スタッフが、美術作品や文化財の梱包や輸送に携わっており、常にお客さまが安心して信頼できるサービスを提供し続けるために、日々品質向上に取り組んでいます。
　今回、さらなる美術品輸送に関する技能向上を目的に、外部からの審査員にもご参加いただき「第1回　美術品取扱技能コンテスト」を開催しました。日頃から各支店で培ってきた美術品の取扱いおよび梱包技能を競い合うことで、一人ひとりのモチベーションアップを図ると共に、優れた技能を全店に浸透させることを目指しています。

２．開催内容

　(1) 開催日：2020年1月22日(水)
　(2) 開催地：東京グローバルロジゲート
　　　（所在地：東京都大田区京浜島1-3-3）
　(3) 出場者：各美術品支店代表　計18名
　(4) 審査内容：
　　　1チーム2名（計9チーム）で、仏坐像の養生梱包を想定した審査を行いました。作品所有者から見て
　　　安心できる所作や身だしなみであるか、対象作品に対して適切な梱包を行っているか、仕上がりの美
　　　しさは満足いくものであるかといった点を採点しました。

コンテストのようす

3．受賞者

　第1位：東京美術品支店　名田 恒治さん・江見 尚之さん　
　第2位：京都美術品支店　曽野 和幸さん・小川 健史さん
　第3位：中部美術品支店　山田 晃彰さん・田中 修さん

第1位を受賞した、名田さん(左)・江見さん(右)

4．社長コメント

　ヤマトグループの美術品輸送事業は、事業開始から60年を越えましたが、業界が多様化する中で、今後さらなるサービス・品質の進化が必要となります。今回参加した18名の方は、それぞれが持つ技術を職場で積極的に周囲に広めてください。
　作品に敬意を払い、所蔵者の意向をくみ取った上で、お客さまに安心して任せていただけるよう、今後も一つひとつの所作を大切し、業界の発展に貢献してほしいと思います。

集合写真