物流ニュース

日鉄エンジニアリング株式会社（代表取締役社長：藤原 真一、本社：東京都品川区、以下「当社」）は、このたび、日鉄興和不動産株式会社（代表取締役社長：今泉 泰彦、本社：東京都港区）より受注した大型物流施設「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」（所在地：兵庫県尼崎市、以下「本施設」）の建設を着工いたしました。

本施設は、特定テナント向け専用物流施設（BTS型）※1として当社が施工を担当する案件で、地震エネルギー吸収能力の高い当社製耐震部材『アンボンドブレース^®』とCFT柱※2を採用した、耐震構造の物流施設となります。

建設場所は、大阪市中心街から10km圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線「東海岸」インターチェンジより約1km、「中島」インターチェンジより約4km、阪神高速道路神戸線「尼崎東」「尼崎西」インターチェンジより約5kmと関西圏全体を網羅する広域配送の物流拠点として最適な立地となっております。

日本製鉄グループの一員として鋼構造分野に強みを持つ当社は、物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、当該分野での累計受注実績は約270万ｍ²に上ります。引続き鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かした商品・技術の提供を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献してまいります。

　<p_class=”note”>※1：１階の両側にトラックバースを配置した４階建てボックス型の施設を計画。

　<p_class=”note”>※2：CFT柱とは、鋼管の内部にコンクリートを充填した柱（角型鋼管にコンクリートを流し込む柱）であり、鉄とコンクリートそれぞれの特長を持ち合わせた構造部材。

「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」概要