国土交通省/我が国が国際海事機関(IMO)理事国にトップで再選 物流全般 2023.06.17 我が国が国際海事機関(IMO)理事国にトップで再選 令和元年12月2日 11月25日(月)から英国ロンドンにて国際海事機関(IMO)第31 回総会が開催されており、29日(金)にIMO理事国の選挙が実施された結果、我が国はトップで再選を果たしました。 1.国際海事機関(IMO)第31回総会の概要 IMO総会は2年に一度開催されるもので、各国代表による一般演説に始まり、次期理事国の選挙、予算案の審議等が行われています。我が国は、御法川国土交通副大臣を代表とする政府代表団を派遣し、総会初日(11月25日(月))には、我が国を代表して御法川国土交通副大臣が一般演説を行い、海事政策における日本の貢献を広くアピールするとともに、IMOに対する期待と、環境・安全における様々な課題に対して我が国が引き続きIMOでの活動に貢献する決意を表明しました。 また、今次総会では、IMO海洋環境保護委員会(MEPC)議長である斎藤海事局船舶産業課長が、技術的事項等を議論する第2委員会(※)の議長を務めております(日本人としては16年ぶり2人目)。 ※IMO総会では一般演説、理事国選挙等が実施される全体会合のほか、予算等を審議する第1委員会と、技術的事項を審議する第2委員会が設置されます。 2.次期理事国選挙 11月29日(金)に行われた選挙の結果、カテゴリーA(主要海運国)において、我が国は、投票数164票(うち有効投票数163票)のうち157票を獲得し、1位で当選を果たし、引き続き理事国を務めることとなりました(任期は2年)。 3.その他 総会期間中にはこのほか、11月25日(月)にギリシャ共和国のヨアニス・プラキオタキス海運・島嶼政策大臣との間で海事技術・産業分野における協力覚書を締結しました。また、IMOのキータック・リム事務局長、仏国のジャン=バティスト・ジェバリ連帯・エコロジー転換大臣付交通担当長官、英国のバーナデット・ケリー運輸省事務次官及びアダム・マーシャル英国商工会議所事務局長と会談を実施しました。 添付資料 報道発表資料(PDF形式)