三井E&S造船/64,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「スター ガイア」引き渡しエコシップ「neo64BC」の2隻目竣工 グリーン物流(環境) 2023.06.17 64,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「スター ガイア」引き渡しエコシップ「neo64BC」の2隻目竣工 三井E&S造船株式会社(社長:古賀 哲郎)は千葉工場にて建造中でありました、64,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「スター ガイア」(STAR GAIA、当社第1950番船)をこのほど完成し、本日同工場にて引き渡しました。 本船は、当社の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の第6弾、64,000重量トン型バルクキャリアー「neo64BC」の第2番船となります。 主要目 全長 199.99m 幅(型) 32.25m 深さ(型) 19.45m 総トン数 36,463 載貨重量トン数 64,057メトリックトン 主機関 三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関 1基 航海速力 14.5ノット(常用出力) 最大搭載人員 25人 船級 NK 船籍 シンガポール 引渡日 2019年11月27日 特長 4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーであり、当社56BCの使い勝手を踏襲している。 従来のパナマックス幅で載貨重量64,000トン以上を確保し、当社56BCから大型化しつつも、港湾や航路の汎用性を維持している。 石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとした多様なバラ積み貨物に対応可能な他、長尺物やホットコイル等の半製品輸送も対応可能である。 船首および船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性のみならず、波浪中の耐航性や操縦性にも配慮している。 長さ/幅ともこのクラスでは最大級のハッチ開口を持つ。 排気ガス浄化装置(SOxスクラバー)を搭載し、2020年1月から始まるMARPOL条約「SOx排出規制強化」に対応した最新鋭の技術を導入している。 SOLAS条約の新騒音コードに対応し、船員の労働環境向上を図っている。