川崎汽船/JERA向け新造LNG船ENSHU MARU(遠州丸)と命名 物流全般 2023.06.17 株式会社JERA向け新造LNG船”ENSHU MARU(遠州丸)”と命名 昨日、株式会社JERA向け新造LNG船の命名式が、川崎重工業株式会社坂出工場において執り行われました。 本船は、多くの関係者の見守る中、中部電力株式会社代表取締役会長の水野明久氏により、「ENSHU MARU(遠州丸)」と命名されました。 船名は、中部電力株式会社の供給エリアの一つである静岡県西部の旧国名「遠州国」に由来します。 本船は、エルエヌジー・マリン・トランスポート株式会社の運航管理下で株式会社JERA向けに投入され、米国テキサス州フリーポートLNGプロジェクトのLNG輸送などに従事し、我が国のエネルギーの安定輸送に貢献します。 本船の運航を通じ、当社の企業ビジョンでもある「お客さまを第一に考えた高いレベルの物流サービス」を実現して参ります。 <主要目> ○船主:Trans Pacific Shipping 4 S.A. (*1) ○建造造船所:川崎重工業株式会社 坂出工場 ○全長:約293m ○型幅:48.9m ○タンク容積:164,700m3 ○ボイルオフレート(*2):0.08%/日 ○推進機関:再熱式蒸気タービン(川崎アドバンストリヒートタービンプラント)(*3) ○速力:19.5ノット (*1)当社と東京センチュリー株式会社が出資する船舶保有会社。 (*2)ボイルオフレート:カーゴタンク容積に対するLNGの自然気化率。タンクの防熱性能を表し、値が低いほど性能が高い。 (*3)再熱式蒸気タービン:タービンを回転させた蒸気の熱を再利用することで、熱効率を大幅に改善した蒸気タービンプラント。