日本郵船/トルコに完成車専用ターミナルを建設 物流関連商品 2023.06.17 トルコに完成車専用ターミナルを建設―世界各地で培った経験を活かし、物流拠点を増強― 2018年4月6日 当社は、トルコ有数のコングロマリットOYAKグループ傘下の港湾運営会社であるOYAK Denizcilik ve Liman İşletmeleri AŞ(OYAK PORT)と合弁会社を設置し、トルコ・イスタンブール近郊のヤルンジャ地区に完成車専用ターミナルを建設・運営することを決定しました。4月5日にイスタンブールにてOYAKのスレイマン・サバシュ・エルデム(Süleyman Savaş Erdem)ゼネラルマネージャー、当社代表取締役・専務経営委員の力石晃一の出席のもと、合弁会社設立に関する契約に調印しました。 当社がバース(岸壁)建設から携わる同ターミナルは、イスタンブール近郊における初の完成車専用の大型ターミナルです。2019年半ばの運営開始を予定し、PDI(注)等の付加価値サービスも併せて提供します。OYAK PORTの事業基盤と、当社がこれまで積み上げてきた自動車輸送およびターミナル運営のノウハウを活用し、完成車の輸出入拡大が見込まれるトルコ国内において、日系自動車メーカーをはじめとするお客さまの要望にお応えします。 当社グループは、新中期経営計画”Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で策定した事業戦略に基づき、自動車物流などの運賃安定型事業を積み上げるとともに、世界各地で培ってきた経験を活かし、今後も高品質かつ競争力のあるサービスを提供します。 <ターミナル概要>所在地 :コジャエリ(Kocaeli)県ヤルンジャ(Yarimca)地区事業内容: 完成車専用ターミナル事業岸壁全長: 539 m水深 : 12-14 mヤード総面積: 約180,000 m2Parking slot : 約8,000 units (注)PDI(Pre-Delivery Inspection): 完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス <ターミナル完成予想図> <調印式> 左からOYAK スレイマン・サバシュ・エルデムゼネラルマネージャー当社代表取締役・専務経営委員 力石晃一 <ヤルンジャ地区のロケーション> Google map 以上 掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。