NEWS

物流ニュース

ジャパン マリンユナイテッド/次世代省エネ型バルクキャリアINO HORIZON引渡

物流全般 2023.06.17

次世代省エネ型バルクキャリア”INO HORIZON”引渡

2018.02.20

 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:東京都港区、社長:三島 愼次郎)は、2月20日(火)、津事業所(三重県津市)にて建造していた越南汽船株式会社向け次世代省エネ型バルクキャリア(G209BC)”INO HORIZON(イノ ホライズン)”を引渡しました。
 
 本船は鉄鉱石/石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとしてヒット商品となった205,000 DWT型船の後続船型であり、載荷容量を増大させ、GHG25%削減を目標に開発されたGシリーズの 209,000 DWT バルクキャリアです。

【本船概要】
主要寸法     :全長299.99m x 幅50.00m x 深さ25.0m x 喫水18.43m
載貨重量     :209,954トン
総トン数      :107,053
主機関       :MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
航海速力     :14.00ノット
定員        :25名
船級        :NK
船籍        :日本

【特長】
・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®
 SURF-BULB®、ALV-Fin®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
・GHG(*1)排出規制であるEEDI(*2)に対しては2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りして満足しています。
・LEADGE-BOW®と呼ばれる船首形状、及び、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。
・電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、本船の燃費性能を向上させています。
・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier IIに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。
・バラストタンクにIMO PSPC(*3)規則に則った塗装を採用し、防食性能を向上させています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。

*1 “Green House Gas”(温室効果ガス)の略
*2 “Energy Efficiency Design Index”(エネルギー効率設計指標)の略
*3 “Performance Standard for Protective Coatings”(塗装性能基準)の略

Translate »