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日本郵船/フランス電力会社EDF向けに新造LNG船の定期傭船契約を締結

物流全般 2023.06.17

新造LNG船の定期傭船契約を締結
―フランス電力会社EDF向けに最長20年間―

2018年1月29日

当社は1月26日、EDF LNG Shipping Ltd.(注1)に新造液化天然ガス(LNG)船1隻を貸し出す契約を締結しました。2020年4月30日の竣工後は、大手電力会社Electricité de France (EDF)向けのLNG輸送に従事する予定です。契約期間は7年(傭船者側に最長13年間の延長オプションあり)です。

投入する本船は、現代三湖重工業(韓国)で建造される174,000 m3メンブレン型のLNG船で、EDFが求める高い性能基準を全て満たします。燃料油とボイルオフガス(航行中に気化してしまう天然ガス)を利用する二元燃料低速ディーゼル機関であるX-DFエンジン(注2)を搭載するとともに、カーゴタンクのボイルオフ率を低レベルに抑えることができるタンク方式(注3)を使用します。

当社グループは、今後も長期契約を主体とする運賃安定型ビジネスを着実に積み上げ、エネルギーの安定輸送に尽力します。

(注1)EDF LNG Shipping Ltd.
EDFの子会社でそのLNG輸送を担う海運会社。

(注2)X-DFエンジン
WinGD社の燃料消費効率にすぐれた低速ディーゼルエンジン。

(注3)GTT Mark III Flex cargo containment systemと呼ばれるGaztransport & Technigaz(GTT)社が開発したボイルオフ率を低く抑えることが可能な防熱材を備えるタンク方式。

以上

 
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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