日本政策投資銀行/エフピコに対し「DBJ環境格付」に基づく融資を実施 グリーン物流(環境) 2023.06.17 (株)エフピコに対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社エフピコ(本社:広島県福山市、代表取締役社長:佐藤守正、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。 「DBJ環境格付 」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。 当社は、業界最大手の食品トレーメーカーであり、消費者やスーパー、包材問屋と協働し、使用済み容器を回収するエフピコ方式のリサイクルを25年超にわたって行い、その活動を全国に定着させてきました。また、エコ製品の開発・生産・販売を通じて、循環型社会の実現やCO2の削減に貢献するなど、環境に配慮した経営を推進・強化しています。 今回の評価では、以下の点を特に高く評価しました。 (1) 長期ビジョンである「エフピコ・エコアクション50」において2020年度までの中長期的なCO2排出量削減目標を掲げ、製品・生産・物流・販売・オフィスのテーマ毎にワーキンググループを設置し、全社グループ横断的に効率化やCO2削減に向けた各種施策を策定・実践している点 (2) 当社・取引先・小売・消費者からなる四者一体のリサイクル体制を活用し、独自の環境対応製品である「エコトレー」「エコAPET」の拡販を製販一体で進めるとともに、素材メーカーとしても再生PETリサイクル工場の新設等の再生材料の利用割合引き上げ努力を通じて、自社製品の売上拡大と環境負荷低減の両立を達成している点 (3) 人手不足の解決策として生産ラインの自動化、物流における音声ピッキングや配送計画システムの導入等を通じて積極的な生産性向上を図っていることに加え、全国トップの障害者雇用率を継続的に達成するなど、独自のダイバーシティ経営を推進している点 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。