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ヤマトフィナンシャル/クレジットカード情報非保持化を実現する「タブレット決済サービス」「IVR決済サービス」を提供開始

物流システム 2023.06.17

クレジットカード情報非保持化を実現する
「タブレット決済サービス」「IVR決済サービス」を提供開始

ヤマトホールディングス傘下のヤマトフィナンシャル株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 尾方 直美、以下「YFC」)は、クレジットカード取引におけるセキュリティ対策強化の一環として、通販事業者様向けに「タブレット決済サービス」、「IVR決済サービス」を2018年3月より提供開始いたします。

1.背景

近年、通販市場の拡大によるクレジットカード利用の増加に伴い、クレジットカード情報の漏えいや不正利用などの被害も増加しています。

経済産業省では2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催に向けて、セキュリティ環境を国際水準へと整備することを目指し、2018年6月までに「割賦販売法の一部を改正する法律」を施行予定です。これに合わせ、「クレジット取引セキュリティ対策協議会※1」は2017年2月に「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画※2」を発表しました。計画の中で、通販事業者様は、原則2018年3月までに「カード情報の非保持化※3」または「PCIDSS※4 への準拠」を行うことが求められています。

ヤマトフィナンシャル株式会社では、このような環境の変化にあわせ、「カード情報の非保持化」を実現する様々なサービスを提供しています。この度、すでに提供しているオンライン受注に対応した「クロネコwebコレクト」トークン方式およびリンク方式に加え、電話やFAX、はがき等のオフライン受注に対応した「タブレット決済サービス」、「IVR※5 決済サービス」を2018年3月より提供開始いたします。

※1 カード会社や決済代行会社など幅広い事業者からなる協議会

※2 「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-2017-」
http://www.j-credit.or.jp/security/pdf/plan_2017.pdf

※3 加盟店様の保有する機器・ネットワークにおいて「カード情報」を「保存」、「処理」、「通過」しないことを指す

※4 クレジットカード情報や取引情報を保護するためVISA,MasterCard,JCB,American Express,Discoverの国際カードブランド5社が策定したクレジットカードの国際セキュリティ基準

※5 Interactive Voice Response:自動音声応答システム

2.クレジットカード情報非保持化サービス概要

通販事業者様の販売形態(オンライン・オフライン)に合わせ、クレジットカード情報の非保持化を実現する様々な決済サービスの拡充を推進しています。

  • (1)オフライン受注(2018年3月提供開始)
      • [1] タブレット決済サービス
        電話やFAX、はがき等で注文を受ける際、オペレーターが購入者様の決済情報をYFCが提供する専用タブレット端末に入力し、専用回線によるクレジットカード与信を行います。通販事業者様の端末上にクレジットカード情報を残さず、与信管理が可能です。

    タブレット決済サービス

      • [2] IVR決済サービス
        オペレーターが電話で注文を受けた際、クレジットカード情報の入力時に通話を転送し、自動音声案内により購入者様ご自身がクレジットカード情報入力を行う決済サービスです。通販事業者様がクレジットカード情報に触れることなく、お支払い手続きが完了します。

    IVR決済サービス

    ※タブレット決済サービスおよびIVR決済サービスは2018年3月提供開始、サービスの申込受付を2018年1月11日より開始しています。 詳細は順次ヤマトフィナンシャルのホームページでご案内をいたします。
    https://www.yamatofinancial.jp/

  • (2)オンライン受注(2017年6月提供開始)
    ・「クロネコwebコレクト」トークン方式/リンク方式
    https://www.yamatofinancial.jp/service/payment/creditcard_must_token.html

3.今後の展開

今後も通販事業者様および購入者様に対して便利に安心してご利用頂ける付加価値の高いサービスの提供を進めてまいります。

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