福山通運/日本貨物鉄道と東海道・山陽・鹿児島線における専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」を運転開始 物流全般 2023.06.17 東海道・山陽・鹿児島線における福山通運株式会社専用貨物列車 「福山レールエクスプレス号」の運転開始について この度、福山通運株式会社(代表取締役社長:小丸 成洋、以下福山通運)と、日本貨物鉄道株式会社(代表取締役社長:田村 修二、以下日本貨物鉄道)は、産業全体における労働力不足と労務問題に対応するため、名古屋貨物ターミナル駅(愛知県名古屋市)と福岡貨物ターミナル駅(福岡県福岡市)並びに北九州貨物ターミナル駅(福岡県北九州市)間で、3往復目となる長距離直行専用貨物列車、「福山レールエクスプレス号」を、平成29年5月8日から運行することとなりましたのでお知らせいたします。福山通運は、平成25年3月25日から東京・大阪間、平成27年3月30日からは東京・福山間の幹線輸送について、毎日各1往復の専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」をチャーターし、大型トラック160台分を貨物鉄道へモーダルシフトしてまいりました。 今回の3往復目の専用貨物列車の運行により、更に大型トラック60台分を貨物鉄道へモーダルシフトいたします。 これら3往復の専用列車の運行による、CO2排出量の削減量は69,890トン/年間となります。 福山通運と日本貨物鉄道は、これからも、これまでの経験と実績を活かして、物流業界における労働力不足と労務問題へ確実に対応し、CO2排出量削減による地球環境負荷の低減を図るために先進的なモーダルシフトの実現に取り組んでまいります。 記 1.運転開始日 平成29年5月8日(月曜日)から 2.発着駅 名古屋貨物ターミナル駅(名古屋)⇔北九州貨物ターミナル駅(北九州)・福岡貨物ターミナル駅(福岡) 3.発着時刻【下り】名古屋タ 23:28 発 ⇒ 北九州タ 10:41 着 ⇒ 福岡タ 12:47 着 【上り】福岡タ 22:51 発 ⇒ 北九州タ 0:46 発 ⇒ 名古屋タ 12:40 着 4.列車編成 15両編成 (名古屋タ~北九州タ駅:4両、名古屋タ~福岡タ駅:11両) 5.輸送量 31ftコンテナ30個/1列車あたり(往復60個) 6.目的 ・近年の就業環境の変化によるトラックドライバー不足への対応 ・労働時間等の労務問題への対応 ・夜間の長距離運転の緩和 ・鉄道へのモーダルシフトによる地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減への取り組み 以上