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出雲村田製作所/第2厚生棟・物流棟を建設

物流不動産・施設 2023.06.17

出雲村田製作所 第2厚生棟・物流棟 建設について

2017/04/21

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

株式会社出雲村田製作所(島根県出雲市)は、2017年5月より当社敷地内において、第2厚生棟・物流棟を順次建設いたします。

生産関連棟の概要

構造・規模: 第2厚生棟:鉄骨造 6階、物流棟:鉄骨造 3階
延床面積: 第2厚生棟:7,319㎡、物流棟:4,640㎡
建築面積: 第2厚生棟:1,470㎡、物流棟:1,914㎡
工事期間: 第2厚生棟 着工2017年5月、竣工2018年5月
物流棟 着工2017年6月、竣工2018年5月
総投資額: 38億円

背景

積層セラミックコンデンサは、特にスマートフォンを初めとする通信機器向け、電装化が進展する自動車向けの需要が著しく増大しています。
当社では、積層セラミックコンデンサの生産を日本国内のみならず海外でも行っており、この中で出雲村田製作所は、積層セラミックコンデンサの開発・生産のマザー工場に位置づけられています。
今回の新たに建設する第2厚生棟は福利厚生施設の充実を、また物流棟は、構内物流の簡素化・合理化を目的としています。

積層セラミックコンデンサ

コンデンサとは一時的に電気を蓄える機能を持った電子部品で、電流に含まれるノイズを取り除いたり、必要な信号だけを取り出したりなど、電子回路の中でさまざまな形で使われています。積層セラミックコンデンサは、小型化・大容量化のために、電極を印刷したセラミックシートを何層も積み重ねたコンデンサです。
電気および電波を扱う機器には必ず使われ、スマートフォンでは1台あたり約750個、ノートパソコンで約800個、自動車には約1,000~3,000個搭載されています。

株式会社出雲村田製作所

所在地: 島根県出雲市斐川町上直江2308番地
創業: 1983年8月
資本金: 4億3,000万円
代表者: 代表取締役社長 井上 亨
事業所長: 取締役事業所長 益田 喬
従業員数: 3,464名(2017年3月31日時点)
事業内容: セラミックコンデンサの開発・製造
ウェブサイト: http://www.murata.co.jp/izumomurata/index.html

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。 
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp

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