ヤマトホールディングス/平成29年3月期 連結業績予想を下方修正 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 連結業績予想の修正に関するお知らせ 平成29年1月30日に公表した平成29年3月期 通期の連結業績予想を、下記のとおり修正 いたしましたのでお知らせいたします。 記 1.連結業績予想の修正 通期(平成28年4月1日 ~ 平成29年3月31日) ・前回発表予想 (A) 営業収益1,460,000 営業利益58,000 経常利益58,500 親会社株主 に帰属する 当期純利益34,000 ・今回修正予想(B) 営業収益1,460,000 営業利益34,000 経常利益34,500 親会社株主 に帰属する 当期純利益19,000 2.業績予想の修正の理由 宅急便取扱い数量の著しい伸長、労働需給の逼迫といった経営環境および労働環境がさらに 厳しさを増す中、お客様へのサービス品質や社員の労働環境を維持するため、費用が増加する 見通しとなりました。 当社グループは、昨今の E コマースの急拡大等により、体制の構築が追い付かず、本年2 月からヤマト運輸のセールスドライバーを中心に、社員の労働時間の実態を調査したところ、 多くの社員が休憩時間を十分に取得できていない問題などが浮き彫りになりました。当該事実 を厳粛に受け止め、社員満足を向上させる取り組みの一環として、新たに認識した労働時間に 対し、一時金を支払うことを決定いたしました。 さらに、お客様へのサービス品質や社員の労働環境を維持するため、外部委託コストを中心 とした費用が大きく増加する見込みとなりました。 なお、今年度からは働き方改革として、「労務管理の改善と徹底」、「ワークライフバランス の推進」、「サービスレベルの変更」、「宅急便総量のコントロール」、「宅急便の基本運賃の改 定」などを断行していくことで、より社員が働きやすい環境の整備に邁進してまいります。 この影響などにより、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、前回 発表予想(平成29年1月30日発表)を下回る見込みとなりました。 なお、業績予想と前期実績との差額には、外形標準課税増税や社会保険の適用拡大、退職給 付費用の割引率低下による費用増加の影響も含まれております。 ※業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づ いており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。