テーブルマーク/「魚沼水の郷第 2 工場(仮称)」を建設開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 「魚沼水の郷第 2 工場(仮称)」建設開始のお知らせ テーブルマーク株式会社(社長:川股篤博 本社:東京都中央区)は、新潟県魚沼市で稼働している魚沼水の郷 工場の敷地内に、約 87 億円を投資し、新工場棟「魚沼水の郷第 2 工場(仮称)」の建設を 2017 年 4 月 17 日より 開始します。完成は、2017 年12 月を予定しています。 当社は、2016 年 12 月に発表したとおり、持続的な利益成長の実現を図るべく、より効率的な供給を可能とする 生産体制の構築を目的とし、2021 年3月迄を目途に、新工場棟の設立並びに当社グループの国内既存工場を対 象に、新規ラインの導入および既存ラインの移設を実施します。このたびの新工場棟の建設開始は、上述の生産 体制再編の一環です。 新工場棟は、2010 年に新潟県魚沼市内に設立した魚沼水の郷工場の約 6 万㎡に及ぶ敷地に建設します。新 工場棟では、首都圏へのアクセスが良く、良質で豊富な水源を確保できるメリットを生かし、当社主力商品である冷 凍うどんを生産します。 ●全製造工程の自動化を実現。最新鋭の設備を投じた冷凍うどんの工場へ このたび建設を開始する新工場棟は、2 階建ての建物に最新鋭の設備を投入し、延床面積14,029 ㎡に約32 万ケースを収容できる自動立体倉庫を併設します。生産能力は、3ライン合計で毎時36,000食であり、当社の冷凍 麺を生産する工場としては、最大の生産能力となります。 新工場棟では、副原料、資材の供給など、原料サイロから倉庫に至るまでの全製造工程を自動化することにより、 生産効率の向上、および、商品品質の向上と安定化を実現します。 ●最高水準の食の安全管理体制 新工場棟においても、最高水準の食の安全管理を追求し、IT 化による高度なトレーサビリティシステムを導入し、 商品の生産履歴に関する情報管理をより確実なものとしています。その情報は、品質管理に活用するとともに、お 客様への情報開示の迅速化にも活用します。 また、当社グループにおいては、これまでもフードディフェンス(食品防御)の考えを取り入れ、リスク低減に向け た取り組みを進めてきました。「魚沼水の郷第2工場(仮称)」においても、リスク低減効果の高いセキュリティ設備の 導入等、ハード面のみならず、マネジメントシステムの構築等、ソフト面での対応を含めた取り組みを展開すること で、より万全な食の安全への取り組みを推進してまいります。 テーブルマークはこれからも、「一番大切な人に食べてもらいたい」という想いのもと、付加価値のある商品づくり を進めてまいります。 (新工場棟の概要) ・工場名称 魚沼水の郷第2 工場(仮称) ・所在地 新潟県魚沼市十日町字八色原1687-7 ・敷地面積 61,000 ㎡ ・建築面積 8,758 ㎡ ・延床面積 14,029 ㎡ (建築物全体14,240 ㎡) ・構造 鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造、2 階建て ・製造品目 冷凍うどん ・生産能力 毎時36,000 食(3 ライン計) ・投資額 約87 億円(建物、製造設備を含む) ・従業員数 20 名程度(予定) ・設計・監督 株式会社ワイ・エム・エー建築設計事務所 ・施工 清水建設株式会社 (スケジュール) ・2017 年4 月17 日 魚沼水の郷第2 工場(仮称)の建設開始 ・2017 年12 月 魚沼水の郷第2 工場(仮称)の竣工引渡 ・2018 年3 月 魚沼水の郷第2 工場(仮称)の稼働開始