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日鉄住金物産/関西地区におけるコイルセンター(当社子会社)の(株)中山製鋼所殿構内への移転

SCM・製造拠点 2023.06.17

関西地区におけるコイルセンター(当社子会社)の(株)中山製鋼所殿構内への移転について

2017年04月07日

日鉄住金物産株式会社(本社:東京都港区、代表:樋渡 健治、以下「当社」)は、子会社であるNSSBコイルセンター株式会社(本社:兵庫県尼崎市、社長:石井 勇起、以下「NSSB-CC」)を下記のとおり 株式会社中山製鋼所(社長:森田 俊一、以下「中山製鋼所」)殿構内へ移転することを決定いたしましたのでお知らせいたします。
当社は、2013年10月の統合以来、旧住金物産、旧日鐵商事が保有するコイルセンターの、より一層の顧客満足度の向上を図るなか、1972年の現立地での操業以来、建屋の老朽化が進み操業継続の懸念が増してきたNSSB-CCの移転についても検討を進めてまいりました。
今般、お客様立地等を勘案し、当社が8.6%出資している中山製鋼所殿構内への移転が最善と判断し、移転を決定いたしました。これを契機により一層の顧客満足度の向上、および当社グループの最適な加工体制を構築いたします。

1.移転先

大阪市大正区
中山製鋼所殿 本社・船町工場敷地内

 

2.目的

中山製鋼所殿船町工場はNSSB-CCのお客様へのアクセスが良いことに加え、新立地において加工設備・物流基盤の一層の整備が可能であり、競争力の向上が図れることとなります。
加えて中山製鋼所殿とのバース、物流及び加工機能の相互活用等を進めNSSB-CCのお客様へのより良いサービスのご提供が可能となります。
これにより当社グループの関西地区における事業基盤を強化し存在価値を高め、企業価値の向上を図ります。

なお、関西地区における今後の事業環境変化に備え、当社グループの関西地区におけるコイルセンター等加工機能の更なる最適化の検討も引き続き進めることといたします。

 

3.移管設備

NSSB-CCの以下の現行設備を全て移管することといたします。

設備 加工能力
千ton/年
ラインの特徴
スリッター   2号 54 黒皮用厚物2.0-8.0t、ハイカーボン
3号 48 普通鋼厚物0.8-6.0t、ハイカーボン
4号 42 薄物・ステンレス・アルミ0.3-2.0t
レベラー 11号 35 薄物広幅0.3-3.2t.1,650mm
ミニレベラー 12号 12 薄物0.3-2.3t、高速・高精度
シャー   4  
 計 195  

 

4.NSSB-CCの概要

名称 NSSBコイルセンター株式会社
現所在地 兵庫県尼崎市東海岸町27番地
代表者 代表取締役社長 石井 勇起
事業内容 鋼板の切断加工並びに販売
設備概要 スリッター3基、大型レベラー1基、ミニレベラー1基、シャー1基
資本金 301百万円
設立年月 1961年5月
株主 日鉄住金物産    90% 
新日鐵住金株式会社 10%

 

5.新立地での稼働

2018年12月、生産開始(予定)
なお、中山製鋼所殿構内に建屋を新築し移転することといたします。

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