商船三井/世界最大のコンテナ船MOL Triumph竣工 物流全般 2023.06.17 世界最大のコンテナ船MOL Triumph竣工 ~世界初20,000TEU超のコンテナ船 アジア-北欧州航路に就航~ 株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が運航する世界最大のコンテナ船MOL Triumphが3月27日にサムスン重工業株式会社(President and CEO:Dae-young Park、本社:韓国・ソウル、以下「SHI」)の巨済造船所で竣工しました。 商船三井が運航予定の20,000TEU型コンテナ船6隻の第一番船(*1)で、3月15日にSHI巨済造船所でMOL Triumphと命名されました。本船は長さ400m、幅58.8m、積載コンテナ数20,170TEU。世界最大のコンテナ船です。来月4月にサービスを開始するコンテナ船共同運航組織「ザ・アライアンス」のアジア-北欧州航路に就航します。 商船三井のエコセーリング(*2)への取り組みを具現化すべく、本船には低摩擦船体塗装、高効率プロペラや船体推進付加物、船型最適化など各種最新の環境負荷低減技術を積極的に採用しています。現在商船三井が運航する14,000TEU型との比較でコンテナ1個当たり25~30%のCO2排出量削減を実現します。また本船は、将来の排出規制強化を見据えてLNG燃料船への換装対応可能な設計となっています。 第2番船以降も5月より順次竣工し、MOL Triumphと同じくアジアー北欧州航路に投入され、商船三井が運航します。 商船三井はこれからも技術開発プロジェクト「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」(*3)を推進し、なお一層の世界最高水準の安全運航、環境保全の実現を目指すことで、お客様への高品質なサービスを提供していきます。 【本船概要】 全長 : 400m 全幅 : 58.8m 型深 : 32.8m 積載重量 : 192,672MT (*1) 2015年3月2日付プレスリリース大型コンテナ船 船隊整備の件~20,000TEU型コンテナ船6隻を調達、より競争力のあるサービスを実現~ (*2) 商船三井では、燃料削減と環境負荷低減に取り組む省エネ推進の考え方を、「ECO SAILING(エコセーリング)」と呼んでいます。環境技術の研究・開発と併せて、運航手法による努力による燃料削減の取り組みも徹底しています。(http://www.mol.co.jp/csr/environment/warming/index.html) (*3) 2016年11月24日付プレスリリース「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」発足~営業力の強化および企業価値の向上につなげる~