エスライン/東京証券取引所への上場承認 決算短信 2023.06.17 東京証券取引所への上場承認について 本日3月3日、株式会社エスラインは、東京証券取引所より、市場第二部への上場承認をいた だき、3月10日(金)に、晴れて、東京証券取引所に上場することになりました。 また、この上場の日は、会社設立70周年にあたる記念すべき日とも重なり、この上ない喜び であります。 弊社のルーツは、1914年(大正3年)に岐阜市内で営んでいた馬車休憩所兼宿で生活物資 の取扱いを行ったことに始まり、1928年(昭和3年)に山口友吉(現:山口社長の曽祖父) がスタートさせた、トラックによる集配を行う山口運送店が、現在のエスライングループの母 体となっております。 その後、1938年(昭和13年)に岐阜トラック運輸株式会社が創立、その後、終戦による 統合分離を経て、1947年(昭和22年)3月10日、初代山口軍治(現:山口社長の祖父) 社長のもとで、資本金18万円、社員67名、車両30台をもって設立されスタートしました。 1958年(昭和33年)3月、初代山口軍治社長が急逝され、二代目山口軍治(現:山口社 長の父)社長が就任、その若さと行動力と革新的な発想力で、以来、貨物運送事業を中心とし て全国配送に向けた輸送路線網の拡大に取り組まれ、エスライングループは飛躍的に発展し、 1980年(昭和55年)4月には、名古屋証券取引所市場第二部に上場するまでになりまし た。 今日という日を迎えるにあたり、幾多の経済不況や大震災などに見舞われる困難な時期があり ましたが、それを諸先輩方々はその都度苦境を乗り越え、現在の弊社の礎を築いて頂いたご努 力は大変なものであったことと思います。 あらためて弊社を今日まで支えて頂きました先人、お取引先、株主・投資家を始めとする皆様 に深く敬意と感謝を申し上げます。 弊社も、東証上場企業の一社となりました。 新たなステージへのスタートでありチャレンジです。 現在、エスライングループでは、2019年3月期を最終年度とする「中期経営計画」、 営業収益 500億円 経常利益 18億円 を策定し、これが達成のために、物流サービス開発センターを開設し、4つのワーキンググル ープ(WG)(輸送サービス・物流サービス・ホームサービス、引越サービス)を立ち上げ、具 体的な行動計画の策定作業と実行に取り組んでおります。 『中期経営計画』の達成は、弊社グループにとり、大変高い目標となっております。 しかしながら、この計画目標を何が何でも達成し、関係各位からの信頼を得ていくことが絶対 的に必要であると考えております。 企業は永遠でなくてはなりません。 このエスライングループという企業を後世に引き継いでいくためにも、我々は新たなステージ の中で、更なる飛躍と拡大を図らなければなりません。 先人の努力、意思に報いるためにも、これからは、我々が歴史を刻んでいく番であると、あら ためて決意を致しております。 今後も東証上場企業としての社会的責任を果し、エスライングループの発展のために、グルー プ一丸となって取り組んで参りますので、お取引先、株主・投資家を始めとするご関係の皆様 には引き続きご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。