NEWS

物流ニュース

井本商運/499G/T 型船「ときわ」が就航・神戸港初入港

物流全般 2023.06.17

499G/T 型船「ときわ」が就航・神戸港初入港

井本商運株式会社(本社:神戸市)の 499G/T 型コンテナ・一般貨物併用船「ときわ」(船主:真宝海 運有限会社)が瀬戸内航路に就航し、3 月 1 日神戸港に初入港しました。 本船は、広島県の小池造船海運株式会社において 11 月 3 日に進水し、2 月 27 日に竣工しました。

初入港セレモニーでは、阪神国際港湾株式会社の林調査部長らが参列する中、神戸市みなと総局の片 山みなと振興部長が、神戸市を代表して歓迎の挨拶をした後、記念の楯が千原次利船長に贈呈されまし た。また、マリンメイトから花束贈呈、神戸市から記念品として神戸ワインの贈呈が行われるなどの歓 迎を受けました。 本船は、主機関駆動軸発電機(PWM 装置付き)を採用することにより、艙内及び甲板上に 40 フィ ート冷凍コンテナを最大 40 本積載する能力を保有するとともに、運航コストの削減を図りました。ま た、危険物運送船適合証を取得し艙内の危険物積載を可能にしました。 本船は、近海区域(非国際)を航行できる資格を有しており、日本中のあらゆる場所にあらゆる貨物 を輸送することが出来るという特長も有しています。 当社は、コスト削減を目指し大型化の道を歩んで参りました。しかし、多角化する輸送ニーズに対応 するため、499G/T 型船のニーズがあると判断し、この度 10 年振りの 499G/T 型船として「ときわ」の 建造に至りました。今後も、国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海 上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾及び我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト 化、多ルート化に寄与していく所存であります。

Translate »