国土交通省/京浜港(横浜港)への北米基幹航路の新規開設が実現 物流全般 2023.06.17 京浜港(横浜港)への北米基幹航路の新規開設が実現~国際コンテナ戦略港湾政策の具体的成果の発現~ 平成29年2月13日 国際コンテナ戦略港湾政策の取組みについて、京浜港の港湾運営会社である「横浜川崎国際港湾株式会社」が国の「国際戦略港湾競争力強化対策事業」を活用して進めた結果、平成29年4月より、横浜港に北米基幹航路が新規開設されることになりました。 国土交通省では、我が国に寄港する基幹航路の維持・拡大を図るため、国際コンテナ戦略港湾である京浜港及び阪神港において、「集貨」「創貨」「競争力強化」の3本柱からなる国際コンテナ戦略港湾政策を推進しているところです。京浜港においては、昨年設立され、国も出資した港湾運営会社である横浜川崎国際港湾株式会社が中心となって、取組みを進めています。 「集貨」については、国は平成26年度に港湾運営会社が実施する集貨事業等の経費の一部を補助する「国際戦略港湾競争力強化対策事業」を創設し、基幹航路の維持・拡大に向けた取組を進めてきたところです。 こうした取組の結果、今般、「中遠海運集装箱運輸有限公司(COSCO Shipping Lines CO., LTD)」(コスコ)社による京浜港(横浜港)への北米基幹航路が新規開設されることになりました。 なお、本北米基幹航路の新設にあわせて、同社による横浜港~東南アジアの接続航路の新設も予定されており、東南アジア~中国~北米間のトランシップ貨物の取り込みによる京浜港(横浜港)のハブ機能の強化が期待されています。 国土交通省では、引き続き、基幹航路の維持・拡大に向けた取組を推進して参ります。 【新規北米航路の概要】 サービス名 CPNW(北米西岸-北米東岸) 運航船社 中遠海運集装箱運輸有限公司(COSCO Shipping Lines CO., LTD)(コスコ) 寄港地 横浜-青島-寧波-上海-釜山-ニューヨーク-ボストン-ノーフォーク-シンガポール-カイメップ-香港-塩田-上海-寧波-プリンスルパート-バンクーバー-横浜 投入船舶 8500TEU級 運航開始時期 平成29年4月(予定) 添付資料 報道発表資料(PDF形式:146KB) 参考資料(PDF形式:1030KB)