日本トランスシティ/経常利益は前年比16%減(平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第3四半期 68,861 △2.2 2,410 △21.3 2,904 △16.0 3,465 56.4 28年3月期第3四半期 70,377 2.8 3,062 25.8 3,459 9.3 2,216 5.4 (注)包括利益 29年3月期第3四半期 4,078百万円 (83.3%) 28年3月期第3四半期 2,225百万円(△24.6%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、総合物流事業において、倉庫業では、期中平均保管残高 は前年同期に比べ微増となり、入出庫にかかる取扱量は前年同期に比べ増加しましたが、物流加工業務の取扱量 は減少しました。港湾運送業では、四日市港における海上コンテナの取扱量は前年同期に比べ増加し、石炭・オ イルコークス、鉱石類および完成自動車の取扱量も増加するなど全般的に復調しました。陸上運送業では、バル クコンテナ輸送の取扱量は前年同期に比べ増加しましたが、主力のトラック輸送の取扱量は微減となりました。 国際複合輸送業では、海上輸送ならびに航空輸送の取扱量はともに減少しました。このような状況により、総合 物流事業全体の売上高は、前年同期比2.2%減の679億8千7百万円となりました。 その他の事業につきましては、依然として厳しい環境下ではありましたが、業務の効率化や収支改善に努めま した。 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、港湾貨物の取扱いが復調したものの、国際輸送にお ける海上輸送の取扱いが低調に推移したことに加えて、円高の影響により売上高が減少したことなどから、前年 同期比2.2%減の688億6千1百万円となりました。連結経常利益は、不動産の取得に伴う租税公課の計上や円高 による為替差損の発生に加え、前期に寄与した退職給付信託一部解約に伴う費用の減少もないことから、前年同 期比16.0%減の29億4百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産(土地)譲渡に伴 う固定資産処分益ならびに関係会社清算益を計上したことにより、前年同期比56.4%増の34億6千5百万円とな りました。 (略)