櫻島埠頭/経常利益は前年比56・8%減(平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第3四半期 3,123 △6.7 10 △86.9 52 △56.8 6 △94.9 28年3月期第3四半期 3,347 0.4 76 491.0 122 98.0 125 175.0 (注) 包括利益 29年3月期第3四半期 300 百万円 ( 110.3%) 28年3月期第3四半期 142 百万円 (△5.0%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調にありますが、新 興国の経済成長の減速懸念に加え、海外の政治・経済が及ぼす為替相場や株式市場などへの影響の高まりなどにより、 経済環境は依然として不安定であり、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。 このような情勢のもと、当社グループは、より質の高い物流サービスを提案、お客様ニーズにフレキシブルに対応 する一方、新規のお客様や新規貨物の誘致勧誘を行うなど、積極的な営業活動に取り組みました。 しかしながら、当第3四半期連結累計期間においては、ばら貨物の売上高は増加したものの、液体貨物の貨物運送 業務が前年同期に終了したことや、危険物倉庫が休止中であることなどにより、売上高は31億2千3百万円となり、 前年同期に比べ2億2千3百万円、6.7%の減収となりました。 売上原価につきましては、荷役関係諸払費や減価償却費が減少したことなどから、27億8千2百万円となり、前年 同期に比べ1億6千万円、5.5%の減少となりました。また、販売費及び一般管理費については、3億3千万円、前年 同期に比べ4百万円、1.3%の増加となりました。 この結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、1千万円となり、前年同期に比べ6千6百万円、86.9%の減 益となりました。また、経常利益は、受取配当金を収受したことなどにより5千2百万円となり、前年同期に比べ6 千9百万円、56.8%の減益となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、危険物倉庫改良工事における撤去費用などを特別損失に計上 したことから、6百万円となり、前年同期に比べ1億1千8百万円、94.9%の減益となりました。 セグメント別の営業の概況は、次のとおりです。 (ばら貨物セグメント) ばら貨物については、コークスの取扱数量の減少が影響しましたが、主力貨物の石炭が堅調に推移したことによ り、ばら貨物セグメントの売上高は17億5千1百万円となり、前年同期に比べ2千7百万円、1.6%の増収となりま した。 (液体貨物セグメント) 液体貨物については、新規顧客などのタンク利用を誘致したものの、全体的に荷動きが低調に推移したほか、工 業原料油の運送業務が前年同期中に終了したことや重油タンクの特殊作業が減少したことから、液体貨物セグメン トの売上高は6億8千4百万円となり、前年同期に比べ1億6千2百万円、19.1%の大幅な減収となりました。 (物流倉庫セグメント) 物流倉庫については、冷蔵倉庫の売上高は前年同期に比べ増加したものの、危険物倉庫が新規のお客様の準備の ために休止中であることなどから、物流倉庫セグメントの売上高は6億6千9百万円となり、前年同期に比べ8千 8百万円、11.6%の減収となりました。 (その他のセグメント) その他のセグメントの売上高については、主に売電事業により、前年同期並みの1千7百万円となりました。 (略)