ネクスウェイ/企業間受発注業務のワークスタイル変革を推進するIoTソリューション「FNX e-受信FAXサービス」をリリース 物流システム 2023.06.17 ネクスウェイ、”企業間受発注業務のワークスタイル変革”を推進するIoTソリューション「FNX e-受信FAXサービス」をリリース ~業界初”FAX番号を変えずに”利用可能なFAX受信サービスを実現~ 2017年1月23日株式会社ネクスウェイ TISインテックグループの株式会社ネクスウェイ(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中宏昌、以下ネクスウェイ)は、小型FAX受信機(以後、FAXアダプタ)を活用し、FAX番号を変更せずに利用でき、イメージデータによる閲覧でペーパーレスなど”企業間受発注業務のワークスタイル変革”を推進するIoT*ソリューション「FNX e-受信FAXサービス」を2017年2月1日に提供開始します。 ■背景 ネクスウェイの帳票FAX配信事業は1989年に本格開始し、大手企業はじめ業界問わず現在 1,000社以上のお客様にご利用いただき、国内最大規模のクラウド型FAX配信サービスとなっております。 昨今、電子データ交換(EDI*)をはじめ、インターネットによる受発注業務の効率化が進む一方、視認性の良さや手軽さから、製造業、流通小売業、卸売業などでは、依然としてFAXが業務の重要な役割を担っています。 しかし、FAXを活用している企業は、同時に大量のFAXを受信しています。この受信した大量のFAXは紙で出力・仕分け・管理しなければならず、煩雑な業務に多くの企業が課題感を持っています。 このような課題がある中、FAXの受信サービス導入を要望する声が多くありました。しかし、いざ導入を検討すると一般的なFAX受信サービスでは新しいFAX番号を取得する必要があり「現在使っているFAX番号を変えられない」という問題に直面しました。番号を変えると「現場が混乱するのではないか」「取引先すべてにFAX番号変更を通知しなくてはならない」、また、番号を変えない場合も「既存のFAX番号から新しいFAX番号に転送することでコストアップになるのではないか」という課題があり、検討が進まないことが多々ありました。 そこで、ネクスウェイでは、この単純でありながら解消できなかった「FAX番号が変えられない」という問題に着目し、FAXアダプタを活用した、業界初「FAX番号を変えず、さらにコストアップせずに利用できる」FAX受信サービスを実現しました。 また、FAXアダプタを活用し、受信したFAXのイメージデータをクラウド上で管理することにより、外出先や遠隔地からFAXを確認することができるようになりました。 今までオフィスに戻って確認していたFAXが手元のスマートフォンから、その場ですぐに確認できるようになるため業務の効率化が図れます。 ペーパーレスはもちろんのこと、業務効率化によるコスト削減、受発注業務における利便性向上を促し、ワークスタイルそのものを見直す支援をします。 ■「FNX e-受信FAXサービス」の内容と特長 1)FAXによる受発注業務に最適 WEBから簡単な操作で、受信したFAXのイメージデータが閲覧・返信できます。紙切れのリスクがなくなり、受信状況の管理、イメージデータの閲覧、検索がすぐにできます。またステータス管理やコメント機能により、受注登録の2重入力を防止します。FAX返信機能やクリッピング機能など、受発注業務に必要な機能を備えて紙より便利な使いやすさを目指しています。 ・FAXをイメージデータとして管理でき、ペーパーレスを実現 ・受信したFAXイメージは発信者番号通知により自動で仕分け可能 ・コメントやステータスを記録する機能があり、検索が可能 2)現在のFAX番号をそのまま使用 専用のFAXアダプタを現在利用中のFAX機に設置することで、利用中のFAX番号を変更することなく利用可能 3)クラウド型のため直ぐに始められ、活用範囲を拡大 ・インターネットにつながる環境があれば、どこからでも利用でき、新たなサーバーや電話回線など準備は不要 ・フリーダイヤルやナビダイヤルの番号も利用可能 ・クラウド化することで、遠隔地からスマートフォンでFAXが閲覧できるようになるため、 外出先からFAXを確認することはもちろんのこと、受注業務の集約化(センター化)や災害時対策としての利用も可能 『FNX e-受信FAXサービス』の詳細はこちら : http://www.nexway.co.jp/service/jyushin/index.html ■利用料金 初期費用:60,000円~(税抜) 月額費用:15,000円~(税抜)※電話回線数により料金が決定するため、詳細は下記の連絡先までお問い合わせください。 ■利用イメージ ■今後の展開 ネクスウェイでは「FNX e-受信FAXサービス」を3年で150社に提供していく予定です。今後、より受発注業務において便利に利用できる機能として、自動返信機能やOCR*機能、データエントリー*オプション、受信したFAXイメージの長期保存・保管ができるサービスを開発・提供していく予定です。 また、受発注業務以外で特定業種・業界に合わせたFAX受信業務を支援するための業界特化型サービスや、FAXアダプタの利用シーンを広げるために他社サービスとの積極的な連携・協業を同時に進めていきます。 * IoT:Internet of Thingの略 コンピューターなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネット接続や相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと* EDI:Electronic Data Interchangeの略 商取引に関する情報を標準的な形式に統一して、企業間で電子的に交換する仕組み。受発注や見積もり、決済、出入荷などに関わるデータを、あらかじめ定められた形式にしたがって電子化し、インターネットや専用の通信回線網など通じて送受信する* OCR : Optical Character Recognitionの略 手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピューターが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術* データエントリー : 各種伝票や申込書、契約書などの紙文書の内容を、データ入力によって電子化すること 株式会社ネクスウェイについて 「伝わる」を真っ芯で捉える会社。ネクスウェイの考えるビジネスドメインは様々な手段を通して「伝えること」そのものです。お客様ニーズや目的に合わせて、FAX・メール送信・ダイレクトメール・テレマーケティングなどの手段に加え、スマートフォンアプリやクラウドサービスといった新しい情報提供手段までカバーし、単に「伝える」だけでなく、相手にきちんと「伝わる」、そして相手を「動かす」ところまでを視野に最適解を見つけ出します。 詳しくは、http://www.nexway.co.jp をご覧ください。 TISインテックグループについて TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。詳しくは、https://www.tis.co.jp/ をご覧ください。