シーアールイー/北海道千歳市で物流施設「ロジスクエア千歳」の開発に着手 物流不動産・施設 2023.06.17 北海道千歳市で物流施設「ロジスクエア千歳」の開発に着手 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、2016 年 12 月 26 日、北海道千歳市において開発用地を取得し、物流施設「ロジスクエア千歳」の開発に着手しま したので、お知らせいたします。なお、ロジスクエア千歳は、テナント企業が既に確定しており、 当該企業の専用センターとして、2018 年 1 月の竣工に向けて開発プロジェクトを始動しており ます。 記 ■開発プロジェクト概要 施設名称 : ロジスクエア千歳 所 在 地 : 北海道千歳市泉沢 敷地面積 : 49,599.00 ㎡(15,003.69 坪) 用途地域 : 準工業地域 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫) 建物構造 : 鉄骨造 平屋建て 延ベ面積 : 20,885.00 ㎡(6,317.71 坪)(予定) 着 工 : 2017 年 4 月上旬(予定) 竣 工 : 2018 年 1 月下旬(予定) ■開発地 「ロジスクエア千歳」の開発地は、北のゲートウェイである新千歳空港より約 8.3km、道央自 動車道(道央道)「新千歳空港」インターチェンジより約 2.0km に位置し、新千歳空港を利用す る航空貨物の物流拠点として高いポテンシャルを有しています。さらに、道央道を通じ、道内最 大消費地である札幌と、海上貨物取扱量が道内最大を誇る国際拠点港湾の苫小牧港との中継点に もなり、「空・海・陸」全てにおいてバランスのとれた戦略的拠点としての立地メリットを有して おります。また、千歳臨空工業団地に隣接している為、周辺は倉庫・工場が多く、24 時間稼働が 可能な立地条件を備えております。 道内の物流施設は全国に比べて 1980 年以前に建設されたものの割合が高く※1、今後、施設の 老朽化に対応した物流施設ニーズが見込まれます。また、従来の一次産品の生産地として物流施 設のニーズがあることに加えて、アジア諸国を中心に、北海道の生鮮品・加工食品の認知度が向 上していること、食への安全・安心志向、高級志向が高まっていることから、これら道産品の販 路拡大に伴う物流施設のニーズも高まってくるものと考えております。 ※1 出所:日本政策投資銀行 ■施設計画概要 「ロジスクエア千歳」は 49,599.00 ㎡の敷地に平屋建て、計画延べ面積 20,885.00 ㎡の物流施 設として開発する予定で、2017 年 4 月上旬に建設工事に着手し、2018 年 1 月下旬の竣工を予定 しております。 施設のマスタープランは、高床平屋建てとして東西両面に合計 64 台の大型車両が同時接車可 能なトラックバースを配置、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、さらに敷地内に 大型車両 80 台以上の待機スペースを確保することにより、効率的な入出庫オペレーションを実 現します。倉庫部分の基本スペックは、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは 5.5m 以上、照度は 300 ルクスを確保し、保管効率の向上に寄与する計画です。 また、階層を平屋建てにする事で、多層階施設に比べ、取り扱う製商品の上下階層間搬送に伴 う時間的なロスをなくし、スピーディーな入出荷オペレーションの実現を可能とした汎用性の高 い施設となります。上記施設計画は、テナント企業の要望を取り入れつつ、施設の汎用性を考慮 した当社の基本スペックも満足し得る計画です。 また、寒冷地仕様として、ロードヒーティングや樋ダクトヒーター等の凍結防止用設備の導入、 断熱性の高いサンドイッチパネルや樹脂サッシ(Low-E 複層ガラス)の採用を予定しており、さら に敷地内には広大な堆雪スペースを確保する等の計画を行い、降雪時も入居テナントのオペレー ションに滞りが無いよう配慮を行っております。 ■環境 ・BCP 対応 全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等により BELS 評価※2 の取得を予定し ており、第三者機関による認証を取得することにより省エネルギーに配慮した施設であることを 明示して参ります。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入や AED の設置により入居企 業の BCP(事業継続計画)への配慮を行っております。 ※2 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標で あり、Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。