コスモエネルギーホールディングス/出光興産、丸紅、三井物産らとラファン第2製油所の生産を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 ラファン第2製油所の生産開始について コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:森川 桂造)と出光興産株式会社(代表取締役社長:月岡 隆)、丸紅株式会社(代表取締役社長:國分 文也)、三井物産株式会社(代表取締役社長:安永 竜夫)の4社は、カタール国営石油会社、フランスのトタール社とともにラファン・リファイナリー2株式会社へ出資をしておりますが、この度、2014年4月に着工したラファン第2製油所(以下、当製油所)が完成し、生産を開始しましたので、以下の通りご報告いたします。 当製油所は、2009年より操業を開始したラファン第1製油所(以下、第1製油所 処理量:日量14万6千バレル)に隣接し、日量14万6千バレルの処理量を予定しています。両製油所では、カタール国の戦略に沿い、ノース・フィールド天然ガス田(※)から産出されるコンデンセートを、付加価値を高めるために精製し、石油製品として国内外に出荷してまいります。 ※カタール国が所有する天然ガス田で、単一構造のものとしては世界最大級の埋蔵量 当製油所では、軽油深度脱硫装置を新設し、生産された低硫黄軽油はカタール国内向けにも販売され、同国で使用される軽油の環境負荷軽減に寄与するとともに、今後、両製油所では、脱硫装置や出荷設備等を共有することで、操業の効率化を図ってまいります。 当社は、1970年代よりカタール国と原油取引があり、カタール石油開発株式会社(当社グループ出資比率75%)と合同石油開発株式会社(当社グループ出資比率45%)を通じて原油開発・生産事業を行ってまいりました。今後は両製油所での精製事業を通じて、カタール国との関係をより強固なものとし、当該国における事業をさらに発展させてまいります。 【ラファン・リファイナリー2株式会社】 1.設立年月:2014年10月 2.所在地:カタール国ドーハ 3.代表者:Sheikh Khalid Bin Khalifa Al-Thani, CEO 4.ラファン第2製油所建設費用:約15億米ドル 5.出資比率: 84% カタール・ペトロリアム社 10% トタール社 2% 出光興産 2% コスモエネルギーホールディングス 1% 丸紅 1% 三井物産 以上