日本オラクル/ナノ・ユニバース、オラクルのクラウド・サービスを導入し、オムニチャネル戦略を推進 物流システム 2023.06.17 ナノ・ユニバース、オラクルのクラウド・サービスを導入し、オムニチャネル戦略を推進 モバイル・アプリケーション、メールやECサイトなどから得た顧客の興味・関心などのデジタル・データと既存の顧客データを「Oracle Marketing Cloud」で統合し、顧客中心のデジタル・マーケティングを実現 Tokyo, Japan–2016/10/26 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、株式会社ナノ・ユニバース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:濵田 博人、以下 ナノ・ユニバース)が顧客行動を基点にクロスチャネルで一貫したマーケティング施策を展開する目的で、マーケティング業務向けクラウド製品群「Oracle Marketing Cloud」のクロスチャネル・マーケティング・プラットフォーム製品の「Oracle Cross Channel Orchestration (Oracle Responsys)」を採用し、このたび、稼働開始したことを発表します。 ナノ・ユニバースは、独自のデザイン性を重視した衣料品の企画、製造及び、自社ブランドとして厳選した海外製品の輸入などを手掛け、全国にある店舗とオンラインで販売しています。従来から、CRM(Customer Relationship Management:顧客管理システム)で顧客データの一元化に取り組んできました。さらに、店舗を中心とした販売方法から移行し、デジタル・データを活用したECサイトでの販売強化を掲げています。 顧客が閲覧するチャネルがメール、Webサイト、モバイル端末のアプリケーションやプッシュ通知など多様化する中、現状の仕組みでは、顧客を基点とした複数のチャネルでの一貫したマーケティング施策に対応できない課題がありました。また、ECサイトへの誘導を検討する中で、顧客とのコミュニケーションの中心的な役割を持つモバイル・アプリケーションの利用促進を強化する必要がありました。その中で、複数のチャネルを介し、顧客との接点を継続的に保ちながら、リアルタイムに一貫したコミュニケーションを設計・提供できる仕組みが求められていました。 今回「Oracle Cross Channel Orchestration」を導入したことにより、例えば、店舗への来客を中心にナノ・ユニバースのアプリケーション会員の促進を行い、接客や店舗に設置したビーコンから顧客の嗜好や来店履歴などのデータを集約します。このようにして得られたファーストパーティ・データをナノ・ユニバースがターゲットとする顧客像の設定や、メッセージ作成に活かすことができます。また、Webサイト上での行動履歴(デジタル・ボディランゲージ)と組みあわせて、日頃モバイル端末での閲覧頻度が高く、ECサイトのカート上に商品が残っている顧客には、モバイル端末のプッシュ通知でお知らせを届ける施策や、セールに関するバナーにアクセスし、メールの開封率の良い顧客には、メールでのECサイトでのキャンペーンの案内を送付するなど、「Oracle Cross Channel Orchestration」を通して、各顧客別に最適なデジタル・マーケティングの施策を行うことが可能になります。 ナノ・ユニバースでは、「Oracle Cross Channel Orchestration」の以下の点を評価しています。 顧客との接点であるメール、Webサイト、モバイル端末、店舗などナノ・ユニバースが施策の対象としている複数のチャネルを一元的に管理でき、顧客を基点として一貫したメッセージを配信、管理できる点 「Oracle Cross Channel Orchestration」では、ECサイトのカートに商品が残っている数時間後や、メール開封後の数日後と指定して次のキャンペーン施策を柔軟に設定でき、そのキャンペーン設定画面が管理者にとって直感的で操作が容易な点 店舗での購入履歴やビーコンから得た来店履歴、Webサイトの閲覧などの顧客の行動履歴と、自社のファーストパーティ・データを組み合わせたターゲティングが可能となり、顧客を基点とした一貫したデジタル・マーケティングを実現できる点 今後は、「Oracle Cross Channel Orchestration」を通じて、顧客別に最適なコミュニケーションを行うことで、ナノ・ユニバースのファンを醸成し、既存顧客との接点の維持に注力し、収益の向上に寄与していきます。 日本オラクルでは、「Digital AID (デジタル・エイド)by POCO(The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに社会に貢献するクラウドカンパニーとして、オラクルのクラウドのメリットを最大限に活用いただけるよう推進しています。「Oracle Cross Channel Orchestration」は、クロスチャネル・マーケティング・プラットフォームとして、簡単かつ迅速に導入することができ、マーケティング部門のユーザーにも直観的で分かりやすく効果的に活用していただけるよう取り組んでいきます。 ナノ・ユニバースは、10月26日(水) 13:30-14:15の「Oracle Cloud Days Tokyo 2016」 において、「nano・universe が語るオムニチャネルの実例ビフォア・アフター」と題して講演を予定しております。 「Oracle Cloud Days Tokyo 2016」 概要 会 期:2016年10月25日(火)~10月26日(水) 受付開始 9:30~ 会 場:ウェスティンホテル東京(東京都目黒区三田1-4-1恵比寿ガーデンプレイス内) 主 催:日本オラクル株式会社 公式サイトURL: http://www.oracle.co.jp/events/clouddays/2016/ *本イベントの内容は主催者側の都合により中止、変更される可能性がありますので予めご了承ください。 参考リンク 株式会社ナノ・ユニバース Oracle Marketing Cloud 概要 日本オラクルについて 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。 「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援 する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp オラクルについて オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。 * OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。