スリーエムジャパンプロダクツ/山形の製造拠点に新棟を完成 SCM・製造拠点 2023.06.17 3M、山形の製造拠点に新棟を完成2016年10月18日オープン スリーエムジャパンプロダクツ株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:吉田優)は10月18日、山形事業所に国内外の製造に携わる人財の育成を行うトレーニングセンターや3Mの顧客向けショールームを兼ねた新棟「AC棟(Administration&Communication棟)」をオープンします。 山形事業所は、3Mの全世界の製造拠点の中でもトップクラスの製造品出荷金額を誇り、世界に十数カ所ある「スーパーハブ」と呼ばれる製造拠点の一つです。 この度オープンするAC棟はトレーニングセンターを兼ねており、今後、日本やアジアを中心に製造に携わる人財育成の中核としての役割を担います。具体的には、若手エンジニア向けに製造技術のトレーニング、現場のオペレーター向けに日々の改善活動を活性化させるトレーニングなどを実施します。 建物は2階建てで、最大80人を収容できるトレーニングルーム、山形事業所で製造している製品の展示スペース、会議室などのオフィススペースを備えています。 入口にある3Mロゴのオブジェには、サインやグラフィックス向けのフィルム「3M.スコッチカル.フィルム」とライティング製品「3M.LEDモジュール」、内装のデザインには建築用の装飾フィルム「3M.ダイノック.フィルム」が使われるなど、建物全体が3Mのショールームのようになっています。産業向け資材から日用品に至るまで、幅広い技術を扱う3Mならではの新施設です。 棟内にある顧客向けの展示スペースには、3Mの企業文化や技術の紹介、2016年(平成28年)10月18日山形事業所で製造している主要な製品や新製品を常設しています。実際の製品に触れながら対話ができるなど、お客様とのコミュニケーションを深耕する場にもなります。 10月18日に行われたオープニングイベントでは、土田正剛東根市長を招きテープカットを実施しました。 スリーエムジャパンプロダクツ株式会社代表取締役社長の吉田は「”スーパーハブ”である山形事業所で製造する高品質な製品は、国内はもとより世界中のお客様に高く評価されています。AC棟のオープンにより、製造技術の伝承や国内外への発信、優秀な人財を輩出していく場所として、グローバルからますます期待されています。お客様とのコミュニケーションを通じ、さらなる価値の共創に取り組んでいきます。」と述べました。 東根市長の土田氏は「国内のみならず海外の製造に携わる人財の育成を担う施設を本市にオープンされたことは光栄なことであると存じます。本市で開催されるさくらんぼマラソン大会に毎年メインスポンサーとしてご協賛いただくとともに、ボランティアスタッフとして多くの方にご協力いただくなど、多大な貢献をされている御社のますますの発展をご祈念申し上げます。」と挨拶しました。 【山形事業所の製造製品】 不織布研磨剤、家庭用ナイロンたわし、反射材、内装用装飾フィルム、コネクタ、電設工事用材料、粘着テープ、衣料用断熱材、吸音断熱材、光学フィルムなど幅広い製品を製造しています。 ・3M、スコッチカル、ダイノックは、3M社の商標です。 【3Mについて】 3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は300億ドルで、9万人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mに関する詳しい情報は、http://www.3M.com/@3M/@3MNewsroom(Twitter)をご覧ください。また、3Mジャパングループについてはhttp://www.mmm.co.jpをご覧ください。