JFEエンジニアリング/ミャンマー合弁会社のJ&Mスチールソリューションズ 年産2万トン体制が始動
J&Mスチールソリューションズ 年産2万トン体制が始動
~工場拡張グランドオープンセレモニーを開催~
2016年5月23日
JFEエンジニアリング株式会社
J&Mスチールソリューションズ株式会社
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)がミャンマー国建設省との合弁により設立した、J&Mスチールソリューションズ株式会社(本社:ミャンマー国ヤンゴン市、社長:庄司康男)は、ヤンゴン市タケタ地区の鋼構造物製作工場の拡張を完了し、5月8日にグランドオープンセレモニーを開催しました。
急成長するミャンマー国のインフラ整備を担うべく、2014年よりJ&Mスチールソリューションズは鋼橋などを製作する工場を稼動させてきましたが、その後フル稼働の状況が続いています。こうした中、昨年3月より工場の生産能力を年産1万トンから2万トンに拡大する工場拡張工事を行い、このたび設備増強が完了しました。
今回の工場拡張プロジェクトでは、用地を32,000㎡から65,000㎡に倍増し、屋外の部材保管および仮組立を行う場所を拡大しました。同時に建屋を8,000㎡から12,000㎡に増築し、日本仕様の防錆、防食を施すことができるブラスト設備、塗装設備を導入するなど各製作工程に最新鋭の設備を増設しました。これにより、ODA案件等で求められる高耐久性仕様の鋼製橋梁や鋼製ジャケットなどの製作も可能となり、ティラワ港向けの鋼製ジャケット桟橋やバングラデシュ向け橋梁の製作などを行う予定です。
今後、環インド洋地域ではインフラ整備が活性化すると見られています。J&Mスチールソリューションズは、こうした需要に対し高い品質の鋼構造物を供給することで、ミャンマー国をはじめとする同地域の発展に貢献してまいります。
■J&Mスチールソリューションズ会社概要
・ 社 長 : 庄司 康男
・ 所 在 地 : ヤンゴン市タケタ地区(中心部より約15km)
・ 業務内容 : 鋼構造物の営業、設計、製作、架設
・ 人 員 : 400名 ※2016年5月時点
・ 商 品 : 橋梁、港湾構造物、ガードレール、その他鋼構造物製品
■工場拡張グランドオープンセレモニーの様子(2016年5月8日)
■J&Mスチールソリューションズ タケタ工場